【石油は枯渇しない】技術の進歩は環境を守ることにつながります

おつかれっすー!ジュンキです!

『今のニュースから未来を予測』をテーマに発信していきます。

先日、こんなツイートをしました。

このツイートを深掘りしていきます。

石油は枯渇しない

誰もが一度は聞いたことがあると思います。

あと30年で石油が枯渇する。

1970年代の頃に言われていたことですが、現在ではどうでしょう?

石油は枯渇していません。

むしろ、最近では石油が枯渇するなんて話を聞くことすらなくなっています。

このまま、石油が枯渇することはないと言っても過言ではありません。

ではなぜ、石油があと30年なんて言われていたのでしょうか?

この話にはカラクリがありました。

石油の可採年数

石油には可採年数というものがあり、石油が取れる残りの年数のことを表しています。

1970年代では、この可採年数が30年でした。

しかし、今では50年と言われており、30年どころか50年近く経とうとしている中、さらに50年も延びています。

この可採年数には、その時の採掘技術が関係してきます。

つまり、昔の技術では30年分の石油しか取れませんでしたが、今の技術ではさらに50年分の石油が取れるということです。

技術の進歩が、資源の供給を助けているのです。

世界情勢の影響

また、こういった資源の枯渇に注意喚起する時は、石油価格の高騰が関係している時が多いです。

石油の消費が極端に多くなるような事象、例えば戦争などが起こると、その不安を煽るように資源の枯渇を宣伝します。

その結果、石油の消費が抑えられ、消費量の落ち着きと同時に石油価格も落ち着いてくるという仕組みです。

日本の石油依存

日本では、消費エネルギーのうち約90%も化石燃料に頼っています。

そのうち石油は約40%で、石油に限らず化石燃料の枯渇は死活問題です。

さらに、日本で化石燃料を採掘しているわけではなく、イランなど海外からの輸入に頼っているためとても不安定です。

第4次オイルショック

このままの状況では、世界情勢に左右されるため、いつ第4次オイルショックが起きてもおかしくはありません。

現在でもガソリンなどの化石燃料を大量に消費しているため、オイルショックの影響ははかりしれません。

今後の日本のエネルギー資源

このまま化石燃料に依存し続けるわけではありません。

むしろ、脱却する方向に動きつつあります。

ガソリンエンジンのかわりにリチウムイオンバッテリーの搭載、海底からシェールガスという天然ガスを採取する技術や、海水をエネルギー源とする技術まで登場しています。

まだ実用化までは至っていないものもあるのですが、技術の発展が進めば資源の枯渇を心配する必要がなくなるでしょう。

特に、地球上の7割を占める海水がエネルギー源となるのであれば、それこそエネルギー問題は解決の方向へ向かうでしょう。

今後の世界のエネルギー資源

世界規模でいうと、まだまだ化石燃料は必要となります。

特に、発展途上国では電気化なんてまだまだ先の話だと言われるほどです。

しかし、それでも資源が枯渇することはないです。

現時点で化石燃料の可採年数は50年ですが、50年経つ前に世界のエネルギー問題は解決している可能性が高いです。

宇宙進出により資源が確保でき、世界規模で省エネ化が進み、まだ発見されていない技術が使われる可能性の方が高いくらいです。

だからといって無闇に資源を使うと大気汚染など別の問題が浮上しそうですが、少なくとも資源の枯渇の心配はないでしょう。

まとめ

改めてまとめますと、

化石燃料は枯渇しないが、現時点ではまだまだ化石燃料に依存している状況。

ということです。

技術の発展が進むほど、私たちの生活がラクになるだけでなく、地球環境も良い方向に進んでいくことになるのです。