おつかれっすー!ジュンキです!
『今のニュースから未来を予測』をテーマに発信していきます。
先日、このニュースに関連したツイートをしました。
ざっくり解説すると、スマホを触っている状態では反則金で済む(金額と点数は従来の3倍。普通車なら18000円に)が、その状態で信号無視や危険運転などの交通違反をした場合、一発免停と罰金刑になります。罰金刑とは、反則金+前科付きになりますので、“ながら運転”がいかに重い罪かよくわかりますね。 https://t.co/SW0IYBJOAB
— ジュンキ/今の話題から未来を予測 (@junkiumino) November 2, 2019
このツイートを深掘りしていきます。
ながら運転の厳罰化
改めて簡単に解説します。
これまで、運転中にスマホをつかっていたり運転以外のことに集中している状態で運転していることを『ながら運転』と呼ぶようになりました。
そのながら運転が12月1日から厳罰化されます。
普通自動車の場合
ながら運転の取り締りを受けると違反点数が1に加えて反則金6000円を納めることになっていました。
ながら運転による事故や危険運転の取り締りであれば、違反点数2と反則金9000円です。
それらの罰がより厳しくなり、ながら運転の取り締りで違反点数3+反則金18000円の約3倍まで跳ね上がりました。
ながら運転による事故や危険運転の取り締りはもっと厳しく、違反点数6で一発免停+刑罰となります。
普通自動車以外の場合
基本的には普通自動車と同じように、違反点数、反則金ともに約3倍です。
金額の差は多少ありますが、基本的には同じように厳罰化されているという認識でいいと思います。
ながら運転による刑罰
さきほど、ながら運転による事故や危険運転の取り締りで刑罰があるという話をしました。
つまり、犯罪行為をしたという前科がついてしまうのです。
刑罰にはいくつか種類があり、
- 罰金刑
- 禁錮刑
- 懲役刑
などがあります。
上記のような違反点数6の場合、30万円以下の罰金刑もしくは1年以下の懲役刑となります。
ながら運転の危険性
出典:警察庁
実際、近年ではながら運転が原因の事故が多発しており、年々増加しています。
この増加傾向を抑え、これ以上被害者を出さないためにながら運転の危険性を周知する目的が、今回の厳罰化に繋がったというわけです。
今後はながら運転が減少傾向に
今回の厳罰化からすぐにながら運転が減少するわけではありませんが、徐々に効果が現れます。
一発免停と刑罰は、プライベートはもちろん仕事にも支障が出る人が多数でしょう。
自分が困るからながら運転をやめるという考え方もどうかとは思いますが、ながら運転で万が一があれば不幸しか生まれません。
これまで少しでもやっている自覚がある方は今日からやめましょう。
どんな理由でやめてもかまいません。
ながら運転は周りの人全てを不幸にします。
数年後の自動車事故
今回はながら運転の危険性を知ってもらう内容でしたが、ながら運転に限らず、交通事故は減少していきます。
特に期待されているのは自動運転車です。
いわゆるAIが自動車を操縦することになるので、それもまた信用できないという人もいますが、人間が運転するよりは圧倒的に安全です。
事故件数が現在の100分の1以下には間違いなくなるでしょう。
より安全性が高く、快適な未来が待っています。
技術の発展はときに人を傷つけますが、ときには人を守ることになるのです。