【文化の違い問題】母国の文化は尊重すべきですが、その国の文化に従うべき

おつかれっすー!ジュンキです!

『今の話題から未来を予測』をテーマに発信していきます。

先日、このニュースに関連したツイートをしました。

このツイートを深掘りしていきます。

今回のニュース内容

ニュースの内容をざっくり説明すると、

子供を幼稚園に入園させる際に、母国の文化であるピアスを外すことに同意しなければ入園を許可しない

という内容です。

子供の父親が西アフリカの出身で、子供が生まれるとすぐにピアスをつける文化があり、その文化と幼稚園側の考え方で対立しているようです。

それぞれの意見をまとめてみましょう。

親の主張

  • ピアスは母国の文化で、『生きる証』や『魔除け』の意味を持つ
  • ピアスの安全性に問題はない
  • 全ての習慣を合わせてほしいとは思わないが、ピアスは譲れない

幼稚園の主張

  • ピアスの誤飲などの事故を未然に防ぎたい
  • その子に限らず、ほかの子を含めた安全が第一

対立の結果

結果としては、

子供のピアスが認められなかったため他の幼稚園に通うことになったのですが、そちらでもピアスの許可は出ませんでした。

今回の一件で親としては、ピアスの穴が空いていることによって子供によくないことが起こらないかを心配しているようです。

客観的に解説

これは、ピアスをつける許可を出すか出さないかの対立なので、どちらかが折れるしか解決はありません。

そもそも、なぜピアスの許可を出さないかの理由に食い違いが発生しているように見えます。

意見の食い違い

幼稚園側としては、

とにかく安全の確保を最優先

としているのに対して、

親としては、

ピアスは母国の文化だから

とピアスに対する意味が全く違うのです。

要するに、ピアスの文化を否定されていると捉えているのではないでしょうか。

幼稚園側はそういった文化の否定をしているわけではありません。

しかし、親からすれば、

ほかの子とは違う文化だから否定されているんだ

と感じているのです。

母国の文化より現地の適応

結論として、日本に来て住んでいるのであれば、母国の文化より日本の環境に適応するべきだと考えます。

文化を否定するつもりは全くありませんが、幼稚園側が許可を出せない理由は十分すぎるほどです。

子供にピアスの文化が無い日本では、子どもがピアスに対して興味を持つことは必然で、その危険性を知らずに触って事故が起きる状況はすぐにでも想像できます。

幼稚園側としても子どもの命を預かっている以上、子どもに万が一何かあれば大問題となり、幼稚園の存続にも影響します。

極力リスクをゼロにするのは当然です。

今回はたまたま幼稚園という公共の福祉施設の話でしたが、民間の事業である飲食店や温泉などの施設であれば、お店側のルールに従う必要があります。

それがたとえ無意味なことであったとしても、そのお店に決定権があります。

もちろん、モラルという別の話は加わってきますが。

郷に入れば郷に従えということわざがあるように、母国の文化から外れたとしてもその場のルールに従うべきです。

そうでなければ、他の選択肢を探すしかありません。

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